- ITOIKUYAMA
- 4月4日
- 読了時間: 2分
25/04/04
近所の公園にお花見に行ってきました。
七分、八分咲きくらいで華やかすぎず穏やかな感じでした。

ふと気になったので桜の歴史を調べてみると、鑑賞が始まったのは平安時代。
当時の代表種はヤマザクラ、エドヒガン、オオシバザクラで、とくにヤマザクラはとても身近な存在だったそうです。
現在の代表種といえばソメイヨシノですが、エドヒガンとオオシバザクラの雑種となる栽培品種で江戸末期に広まったとのこと。
お花見文化も相まって明治以降にさらに広く植えられたそうです。
ソメイヨシノの特徴は開花時の白に近い淡紅色の大きな花弁ですが時間が経つと紅色に変化するんですね。色の変化まで意識したことなかったです。
桜はフローリングなどの建材に使われます。
ヤマザクラやカバザクラ、ブラックチェリー等々、様々な種類があり色合いや木肌が異なります。ヤマザクラは少し赤みがありますし、カバザクラは白く癖のない木肌です。ブラックチェリーは赤褐色で経年変化が激しいそうです。たまにヴィンテージ家具でブラックチェリーを見かけますがなかなか迫力のある色味をしていますね。
ちなみにカバザクラは樺科で桜(バラ科)ではありませんが、サクラという名称が付いています。なぜでしょう?木肌が似てるからかな。
どれもよい材料です。木は奥深くてとてもおもしろい。